ebay輸出にある程度慣れてくると、ebayからの出品というのが手間になってきて、もっと効率化できないかな?と考えるかと思います。
ebayの画面からの出品って速度も遅いですし、効率が悪いし、外注化もできないのでリミットが100品位を超えたら出品ツールの導入を考えてもいいかと思います。
ちなみに僕は、ebay始めて2ヶ月目?くらいには出品ツールを導入していました。
僕が最初に導入していた出品ツールは「Inkfrog(インクフロッグ)」という海外の出品ツールです。
たぶん聞き慣れない人の方が多いと思います。
なんでかというと海外のツールだからです笑
Googleで検索しても日本語だと全く検索でヒットしません笑
かなりマイナーなツールです笑
たぶん日本人セラーの人だと出品ツールってサッツコマースとかが一般的かな〜と思うんですけど、
海外のページ見ると日本では知られていない出品ツールが結構ありますね。
出品ツールの前提として覚えておいて欲しいのは、
- 日本で作られた出品ツールは月額費用が高い
- 海外で作られた出品ツールは月額費用が安い
という事です。
なんで海外のツールの方が安いかというと、ずばり利用者数の違いですね。
日本のツールだと日本語圏の人しか使えないので必然的に維持コストがたくさんかかってくるから費用を上げないと利益がとれない。
結果月額費用が高くなるという構図です。
日本製のツールだと、サッツコマースやオークタウンが最近有名です。
このツールは導入したほうがいいの?
しないほうがいいの?
そういった疑問もあるかと思います。
僕がebay輸出をやって5年間かけて培ってきた経験を元に、これはオススメ!!っていうツールを紹介しますね^^
一見セールスページを見ると、よさそうなツールかも!って思う事があってもいざ使ってみると大したことないとか、、、、
今のebayの市場だとこのツールって通用しないよねっていうのも結構あります。
どの出品ツール使えばいいかな〜と悩まれている初心者の方は、この記事を参考にしてツールを選んでみてください!
目次
出品ツールを導入するタイミングは?
僕がオススメする出品ツールを導入するタイミングは、
- ebayでの出品がだるくなった時
- 出品を外注化するタイミング
これのどっちかを満たした時に導入されるのが1番よいかと思います。
基本的には導入したいタイミングで導入すればOKです。
「もっと効率化できないだろうか?」
こう思った時が出品ツールを導入するタイミングです。
出品ツールを選ぶ時の判断基準
次にツールを選ぶ時の判断基準ですが、
以下の3つを意識して選んで下さい。
- 作業効率が上がるか?
- 費用に見合うツールか?
- 外注化しやすいか?
まずは、作業効率について。
効率化っていうのはそのままの意味ですが、このツールを導入する事で早く出品できる様になるのかどうか?って事です。
それだけではありません。
出品ツール毎に独自の機能をつけているっていうのが結構あって、ここがめちゃめちゃ重要だったりします!
例えば、サッツコマース(SAATS Commerce)には売れた商品の発送ラベルを自動で作ってくれるラベル印刷機能があるのですが、これは他の出品ツールだとない機能なので重宝するかと。
いちいち国際郵便マイページにログインして、住所いれて〜名前いれて〜価格書いて〜ってやるのは正直めんどうくさくないですか?
サッツコマースはそこらへん住所とか自動で抽出してくれるので、効率化って意味で考えたらかなりいいですよね!
次は費用に見合うか?です。
日本の出品ツールは正直高すぎるので見極めが必要です。
サッツコマースは機能面では申し分ないのですが、月額約8000円と価格が高いのがネックだったりします。
そのぶんオークタウンなら無料で使えるので最初はオークタウンとかの無料出品ツールでも全然OKだと思います。日本製で日本語対応しているので入門編で使えるかと思います。
次に外注化しやすいか?です。
サッツコマースだと、ツール内でメッセージが見れるので、顧客対応を外注化しようと思った時にわざわざebayにログインしてもらわなくてもツール内で作業をしてもらう事ができるんですね。
たぶん外注化をする時ってアカウントのID・パスワードを渡したら悪用されるんじゃないか?と考えてしまってなかなか一歩が踏み出せない事ってあると思うんですね。
アカウントにログインされたくない!っていう人はツール内で作業してもらった方がいいですね。
とはいえ悪さをする人とか基本いないので、いずれめんどうくさくなってアカウントのID・パスワードを渡すと思います笑
僕とかはもうめんどうくさいので基本ログインしてもらっちゃいますね。
まあ悪用されてもしょうがないかーっていう考えなんであんまり気にしてないです。
ほどほどに適当にやるのも結構大事です!
オススメ出品ツール
という事で、僕がオススメする出品ツールを紹介致します!
とりあえず迷ったらこのツールを使っておけば問題ないです!
僕がオススメするのはこの3つ!!
- サッツコマース(Saatsコマース)
- オークタウン(無料)
- ファイルエクスチェンジ(File Exchange)
いまツールを使うならこの3つで問題ないですね。
特におすすめなのがオークタウンです。
いまからツールを導入されるなら無料のオークタウンで十分です。
サッツコマースは機能面では素晴らしいですがやはり価格が高いのと、外注さんの複数人ログインができないので無在庫向きというよりは有在庫向きかと思います。
無在庫ではどうしても外注さんの人数を複数人雇う必要があるので、サッツコマースを使ってもあとあと他のツールに切り替える事になると思います。
File exchangeなどはカスタマイズ性は高いのですがCSVでの出品になり、初心者の人は難しいので最初はおすすめできません。完全に上級者向きです。
※ただ、ツールを作ったりするときはファイルエクスチェンジは必須になります。
僕もFile exchangeを導入したのはここ最近ですからね。
2年以上はインクフロッグというツールで出品していました。
出品ツール別特徴
ebay輸出で出品する為の出品ツールの一覧を表にまとめて5点満点で採点してみました。
表作ってて思ったんですけど出品ツールありすぎいいい!こりゃ初心者の人だったらどれ使えばいいか迷うわ^^;
他の人のブログみても出品ツールの特徴とかについては書いてあったりするんですけど、
実際に今でも使えるかどうか?っていう記事はなかったので色々なツールを使った僕がレビューしていきます。
ツール名 | オススメ度 | 月額費用 |
オークタウン for ebay | ★★★★★ | 無料 |
SAATS Commerce(サッツコマース) | ★★★★☆ | 月額8900円 |
File exchange | ★★★★☆ | 無料 |
Ink frog(インクフロッグ) | ★★★☆☆ | $9~$40 |
Nijyuyon | ★★★☆☆ | 月額1万円 |
Megami | 不明 | 月額7900円 |
Lisuto | 不明 | 月額1万~5万 |
Auctiva | 不明 | $3.95~$19.95 |
点数の高い順でいうとこんな感じですね。
まあとりあえずオークタウンかサッツコマース使っておけば間違いないです笑
次からツール毎の特徴を説明します。
オークタウン for ebay
オススメ度:★★★★★
費用:無料(Macでも使えます)
リンク:https://global.auctown.jp/
ebay公認の出品ツールになります。
完全無料で使えるのがありがたいですね。
オークタウンはひとことでまとめるとFile exchangeの日本語版っていう印象です。
最初に導入するならオークタウンでよいかと思います。
サッツコマース(Saatsコマース)
オススメ度:★★★★☆
費用:月額8900円
リンク;http://saats.jp/join/saatscommerce/index.html
【ツール特徴】
- 仕入れ先URLを管理できる
- 画像拡大機能(自動)
- ラベル印刷機能
- メッセージ管理機能
【仕入れ先URLを管理できる】
一点物や、限定品物を販売する時に困るのは売れたけど仕入先どこだっけ?っていうのをいちいち探さないいけない事です。
僕もいままで仕入先のURLを管理する時は、スプレッドシートにURLを貼り付けて売れたら仕入先どこかな〜ってやってたりしていました。
サッツコマースだと出品する時に仕入先のURLを入れれる機能がついてるので一点物・限定物を販売する時に便利だな〜って思います。
【画像拡大機能(自動)】
この機能めちゃめちゃ重要です!
ebayで出品する時にめんどくさいのが画像のピクセルが小さくてエラーがでてしまう事なんですね。
※ebayは500×500ピクセル以上じゃないと出品できない。
エラーでたら画像編集ソフトみたいの使ってサイズを修正しないといけないのでかなり手間ですね。
それを自動で修正してくれるのはありがたい!
【ラベル印刷機能】
これも重要!
EMSとかイーパケットの送り状を作る時って国際郵便マイページから作成しないといけないのですが住所を入力しないといけないのがかなーり手間ですね。
サッツコマースなら住所も自動でだしてくれるみたいなのでかなり楽ちんに使えると思います。
【メッセージ管理機能】
サッツコマースの管理画面からメッセージが見れるので、外注さんにアカウントにログインしてもらわなくても作業できるのでこれもありがたいですね。
■使えない機能
【アラート機能】
仕入先がamazonの場合、自分が設定した価格に対して価格が高騰したり在庫切れになったときにアラートが鳴る機能です。
んー正直この機能はいまは使えないと思いますね。
理由としては、今ebay輸出で稼ごうと思ったらamazonの商品を出品していたら稼げないからです。
稼ごうと思ったら今はamazon以外からリサーチした方が売れやすいです。
【JANコード(UPC)取得機能】
ebayがItem specificsの入力を必須にしてからもう一年くらい経つでしょうか。
出品するときにUPC(JANコードの事)やMPN(型番)、Brandの入力が必須になりました。
JANコードのない一点物とかだとUPCを入れる必要はないのですが仕入先がamazonの場合、JANコードを入れたほうが検索順位が上がると言われています。
※JANコードを入力しないときはUPCのとこに「Does not apply」といれればOK
JANコードを取得する機能がいらない理由は、アラート機能と同じでamazonの商品を出品してもいまは稼げないからです。
一点物・限定品に特化したほうがライバルがいないので稼ぎやすいです。
とはいえ総合的な機能は文句なしですので、ちょっと費用は高くなりますがオークタウンが使いにくい!という人はサッツコマースを導入しておけばとりあえず問題ないです。
※2018年2月14日追記
サッツコマースを使っているコンサル生からの報告で、外注さんに同時ログインさせる事ができないという事が判明しました。
サッツコマース側に問い合わせても同時ログインは出来ないとの回答でした。
なので、復数の外注さんに同時に作業してもらう事ができないので、アカウントが育っていない最初はいいですが、売上を伸ばそうと思ったらサッツコマースよりインクフロッグの方が使えそうです。
※2019年4月追記
公式サイトにも外注さんの複数ログインができないという文言が追加されてますね。
ファイルエクスチェンジ(File exchange)
オススメ度:★★★★☆
費用:※無料(使用する為の条件あり)
【利用するための条件】
・ebayに登録してから90日以上経っている
・毎月50個以上の商品を出品する
【ツール特徴】
- csv出品が出来る
- 費用がタダ!
- 自分でカスタマイズしてツールを作れる
【CSV出品が出来る】
File exchangeのいいところはエクセルを使ってcsv出品ができる事です。
これを使いこなすと、一括で大量に出品できたりできます。
謎のエラーとかもでたりするので慣れるまでは大変なんですけどね・・・
【費用がタダ!】
File exchangeはebayが提供しているツールなので費用はタダです!
ありがたい!
【自分でカスタマイズしてツールを作れる】
大量出品用のツールとかを作るときには必ずFile exchangeを使って作ります。
僕がいままで自分で作ったツールも全部File exchangeをベースに作っています。
使いこなすとこんなツールを作れちゃいます。
スプレッドシートに入力したデータをFile exchange形式で吐き出して出品するみたいな。
そんなツールが作れます。
使用用途としては、
1,リサーチ外注さんにリサーチしてもらった商品をスプレッドシートに記入してもらう
↓
2,スプレッドシートのデータを加工してFile exchange形式にする
↓
3,ebayにcsv形式で出品する
カスタマイズするとこんな事もできちゃうんですね。
コンサル生だけに僕が作ったスプレッドシートとFile exchangeを連動させるツールを配布しています。
File exchangeを使いこなすと在庫、価格を一括で変更する事も
出来るので便利です。
自分でカスタマイズできるのでFile exchangeは慣れたら最強の出品ツールです!
インクフロッグ(Inkfrog)
オススメ度:★★★☆☆
費用:$9〜$40
リンク:https://www.inkfrog.com/
【ツール特徴】
- 費用が安い
【費用が安い】
サッツコマースに比べるとマックスでも$29ドルで使えるのでかなり安いです。
※2018年から49ドルのプランも追加されましたが、デザインなどをしっかりと作り込みたい法人向けのプランなので実質は29ドルのプランで充分です。
リミットが1500品以内だったら、$18で使えるのでサッツコマースの廉価版みたいな
イメージで捉えるといいかもです。
ラベル印刷機能とか画像自動リサイズ機能とかはないので
あくまでも安く出品ツールを使いたい人向けのツールですね。
※インクフロッグのツール内で画像をリサイズする機能あり。
オススメツールインクフロッグの登録方法・使い方はこちらから
【2019年版】激安!ebay輸出初心者オススメ出品ツールインクフロッグ登録・使い方
Nijyuyon
オススメ度:★★★☆☆
費用:月額10,000円
リンク:http://www.nijuyon.com/
【ツール特徴】
- 商品タイトルコピペ&自動翻訳
- 商品説明文コピペ&自動翻訳
- 画像自動リサイズ
- ビッグコマースに出品できる
最近バージョンアップされて機能が追加さてたようですね。
ツールの機能から見る感じコンセプトはamazonにある価格差の取れる商品を大量に素早くだそうみたいな感じでしょうか。
それだったらFile exchange使った方が費用かからないですし、そもそも自動翻訳されたタイトルの商品とか基本売れないです。
唯一いいなーと思えるのはビッグコマースに出品できる機能でしょうか。
とはいえいまはBONANZA(ボナンザ)とか使えば簡単にebayに出品している商品を横展開してスライドできますのでこの機能を使うためだけに1万も払うのはちょっと現実的じゃないですね。
というわけでNijuyon使う必要なしです!
※Nijyuyonを使っている友人からのレビューを聞いたのでここに書いておきますね。
・不具合が多い
・サポートの返信が遅い
・自動画像リサイズもついているし出品はサクサクできる
とこんな感想いただきました。
メガミ(Megami)
オススメ度:不明
費用:月額7900円
リンク:http://willingheart.xsrv.jp/yusyutsu-juku/megamisp/
【ツール特徴】
- メルカリ、ラクマ、ヤフオクの在庫管理ができる
- 画像自動リサイズ
- JANコード取得機能
出品ツールと在庫管理ツールを合わせた様なツールです。
MEGAMIのいいところは一点物とかの在庫管理ができる所ですかね。
ただ一点物の在庫管理はHARUでも出来るので価格が高い事を考えるとどうなんですかね〜
使った事ある人は感想教えてください笑
画像自動リサイズ、JANコード取得機能はサッツコマースにも搭載されているのでそこは強みではないかと。
ちなみに僕は一点物をメインで出していますが在庫管理は月に1回くらいしかしていないです。
何で在庫管理をしなくても大丈夫かというと、ベストオファーを上手く使っているからです。
興味がある方はベストオファーを使った在庫管理の動画を以前にとったので見ておいて下さい。
お金をかけなくても在庫管理はできちゃいます。
という事でMEGAMIはこれからのアップデートに期待!
それと使った事ある人からのレポートお待ちしてます!
Lisuto
オススメ度:採点不能
費用:月額1万~5万
リンク:http://www.lisuto.com/ja/
【ツール特徴】
個人向けというよりは法人向けのツールかと思います。
なのでツールの費用も高目に設定されてあります。
オークティーバ(Auctiva)
オススメ度:採点不能
費用:$3.95~$19.95
リンク:https://www.auctiva.com/
【ツール特徴】
- 費用が圧倒的に安い!
使ったことがないのでなんとも言えないのですが、インクフロッグに似ているツールなのかなーと思います。
日本人セラーでたまにauctivaを使っている人もみかけますので慣れたらいいツールなのかもしれません。
費用が圧倒的に安いのがいいですね^^
まとめ
出品ツールを使うなら、
- オークタウン
- File exchange
- サッツコマース
この3つだけ使えば基本OK!!